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ワキガ対策諸説あり! [健康・悩み]

思春期から突然発生する上に、非常に臭うワキガ

一刻も早く、いくらお金をかけてもいいから治したい。

そんなあなたのためにワキガ対策を紹介しようと思い調査したのですが、

単純にこうすればいい! という結論が出ませんでしたm(_ _)m

逆に言うと、「ワキガ対策!」とか「これで絶対ワキガが治る!」と謳っている商品や治療法にはが見える

ということでもあります。

「ワキガを治したいけど、手術とか漠然と不安」とか、「ワキガ対策って副作用とかないの?」と

一歩立ち止まって考えるあなたのためにこの記事はあります。

以下でワキガの大まかな原理と一般的な対策について紹介します。

1、ワキガは正常な生体活動の結果である

人体の汗の排出口「汗腺」は2種類あり、全身にありほとんど水分の汗を出す「エクリン腺」と腋、陰部、耳の裏などごく限られた部分にのみ、毛穴と一体化して存在する「アポクリン腺」があります。

ワキガの原因はこの「アポクリン腺」です

アポクリン腺はタンパク質を含む汗を放出し、この汗(というかタンパク質)が皮膚常在菌の酵素によって分解されるときにワキガの臭いを発します。エクリン腺の汗は弱酸性で、アポクリン腺の汗はアルカリ性など、まったく別種の汗なのです。

で、ある日突然ワキガになる理由ですが

アポクリン腺は思春期に発生する性ホルモンによって活性化されタンパク質を含む汗を出すようになります。これは乳腺が代表的なアポクリン腺の一種であることと無関係ではないでしょう。

2、一般的なワキガ対策

①汗をかかせない
84などの制汗スプレーやミョウバン水の効果の一種として汗をかかせない「制汗作用」によって汗そのものをかかないようにするやり方です。

基本的に汗腺に詰め物をしたり、肌を引き締めて汗腺の出口を小さくすることで汗を抑える効果です。

ただし、

汗をかくことは体温調節や老廃物の放出など、身体にとって意味のある行為です。

これを阻害するということは、逆に体温調節ができなくなったり、排出されるべき老廃物が体に溜まって体調不良などを起こす可能性があります。

汗が多いからと言ってむやみに使用することにはリスクが付きまといます。


②臭いを生み出す細菌を殺す
Ag+のように臭いのもととなる皮膚常在菌を抗菌剤で殺菌することで汗が出ても臭いにしないようにするやり方です。

ただしこの方法は2つの不安要素があり、

a 時間がたてば皮膚常在菌はまた繁殖する

b 皮膚常在菌がいなくなることでより危険な病原菌が繁殖する

というものがあります。aは手間がかかるだけなのですが、bの方は危険です

肌が弱い、免疫力が弱い人はやらない方がいいでしょう。

③手術をしてアポクリン腺を取り除く
「ワキガ根治」と称して美容整形外科などで宣伝されることがある手法です。
手術なので当然お金がかかりますが、アポクリン腺そのものを腋から取り除いてしまえば腋から臭いはしなくなります。
お金がかかるので整形外科に相談するとこれを勧められることがあるでしょう

が、ここにも穴があります。

それが術後臭です。

具体的な術後臭発生部位は、
頭皮、額、顔、首、肩、胸の谷間、背中など。
上半身全体の場合もあります。

術後臭はワキガ臭とは全く異なるにおいで、皮脂臭、親父臭、今までかいだことがない異臭、などと表現されています。

ちなみに美容整形外科に聞いても否定されることが多いようです。

ワキガが遺伝するといわれており、ワキガに悩まされる人は仕事、恋愛などの人間関係で絶望する人もいます。

ワキガ対策に関する調査は今後も継続します。術後臭や代償性発汗、ワキガのメカニズムなど、より根本的な内容を追究してゆく予定です。
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